
糖尿病とは
糖尿病ってなに?
クリニックには糖尿病と言われて新患として来院する方は1ヶ月に約20名いますが、その状況は千差万別です。
なにしろ糖尿病は、よほど進行していないと典型的な症状(口渇、多飲、多尿、体重減少)が出現しないのですから。
体調不良の原因が糖尿病によるものだと気付かないのが、状態を悪化させる要因でもあるのです。
この方は50歳代の女性です。
昨年夏過ぎから、左眼の奥に痛みがあり、視力が低下しました。放置していましたが、眼科を受診したところ、“糖尿病の疑いがある”ということで当院にやってきました。前に述べたような典型的な症状はありません。
しかし、初診時の空腹時血糖は262mg/dl、HbA1cは13%でした。この日になるまで一度も糖尿病といわれたことはありませんでしたが、視力の低下した原因は糖尿病網膜症でした。
糖尿病網膜症は糖尿病の3大合併症のひとつで、眼球の中にある網膜という膜に走っている細かい血管が、高血糖の状態が長く続くことにより出血することを言います。
つまりAさんは、知らないうちに糖尿病になり、合併症にもなっていたことになります。
自覚症状がなかった
患者Aさんの場合
この方は70歳代の男性です。
1ヶ月前より喉が渇きました。口渇です。しかし、他には何の症状もなく元気でした。
視力が低下して眼科を受診しましたところ“糖尿病”と診断され当院を受診しました。来院時の食後血糖値は580mg/dlで、HbA1cは14%でした。
Bさんは糖尿病と言われて本当に驚いていました。
典型的な症状のあった
患者Bさんの場合
このように糖尿病の症状はそれが糖尿病によるものであることに気付きにくいのです。
症状がないのが症状ということにもなります。健康診断や眼科で見つかることが多いのですが、症状がないために放置されがちです。
糖尿病は自覚症状のないまま進行し、突然合併症を引き起こします。
“糖尿病では?”と思ったら早めに医療機関を受診することをおすすめします。
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過去1~2ヶ月の平均的な血糖状態がわかる検査です。
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望ましい値は 5.7%以下です。
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当院では、血糖とHbA1cを測定しております。
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その日のうちに結果が出ます。
コレステロールが気になる方へ
LDコレステロール(悪玉コレステロール)を減らしましょう。
院長の医学博士論文のテーマは、糖尿病、高脂血症、高中性脂肪です。来院して、あなたのLDLコレステロール(LDL-C)管理目標値を知りましょう。
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